信大病院の新外来棟に開設する「こまくさ図書館」 |
信大病院(松本市)は23日、松本市と、5月7日に同病院にオープンする新外来棟内に設ける「こまくさ図書室」の業務連携の協定を結んだ。市中央図書館の分館機能を持ち、平日に外来、入院患者らが自由に利用できる。公立図書館と国立大学病院の図書館業務での連携は、全国で初めてという。
同図書室は新外来棟の中央受付横に設置。約50平方メートルに市中央図書館などから常時3000冊の蔵書を借りて置き、病院が独自に医学関係書1000冊を用意する。読書スペースを別に設け、病気や健康の相談には、院内の「医療福祉支援センター」で対応する。
松本市と東筑摩郡波田町の図書館計10館とネットワーク連携し、約96万冊の中から希望の本を取り寄せたり、返却したりすることができる。貸し出しには同市の図書館利用カードが必要となる。
今後、信大医学部の図書館とも連携するほか、病気で院内図書室まで来られない入院患者にもサービスを提供できるようにする計画だ。
同病院で行われた調印式で菅谷昭市長と小池健一病院長が協定書を取り交わした。2期目の公約として「健康寿命延伸都市・松本」を掲げる菅谷市長は「健康や医療の情報提供に積極的に取り組んでいただき感謝する」とあいさつ。小池院長は「全国のモデルと位置付け、患者さんへのより良いサービスを考えていきたい」と述べた。